鍵と防犯対策

我々は外出するときに鍵をかけて家を出ます。鍵を掛けたからもう安心だと誰もが思うものです。
しかし、その鍵が実は簡単に開けられてしますリスクがあるのです。犯罪が高度化し社会の防犯意識も高まり、鍵をかけることへの注意も高まっていますが、種類によってはいとも容易く開けられてしまうことがあります。一般に普及されている型のものはローコストで製造するのも簡単です。それを言い換えればこじ開けてしまうのも簡単な作りであると言えます。鍵の仕組みや構造などはネット情報などで誰でも簡単に知り、作ったり改造したりが可能な時代です。

被害に遭わないための対策としては、ひとつはディンプルキーに換えることです。
ディンプルキーは、2000年に入ってから普及しはじめた鍵の一種です。形がギザギザのものに比べて、ボディに小さなディンプルが開いており、そのパターンを何通りにも作ることが可能なのでピッキング被害に遭うリスクが激減します。
2つ目はひとつのドアーに複数個所の鍵を取り付けることです。外部侵入者は、開錠に時間がかかることを嫌います。5分以上時間がかかると焦り出し、10分もすればとうとう諦めてしまう人が殆どです。複数箇所の施錠は開錠に時間がかかるため有効な手段です。